「宇都宮公園」のキリンの名前が決定!

キリンの名前が決定!-春に向かう「はるか」

栃木県宇都宮市の「宇都宮公園」が販売した「メスのキリン」の命名権が、100万円という高額で落札され、キリンの名前が「はるか」に決定しました。

「これから春になっていく季節」に生まれたことにちなんで、名づけられました。

この収益は、お父さんキリンの「ハツカ」の健康維持のために使われます。「ハツカ」は人間に換算すると80歳を超えるおじいちゃんで、体力維持・健康促進のための新しいエサの購入、施設の改善費などに充てられるとのことです。

▼参考URL:キリンの赤ちゃんの名前決定

落札者は同県内に住むご夫婦

命名権を落札したのは、栃木県に住むご夫婦です。

応募は49件あり、その中で100万円を超える落札者は4名いましたが、金額だけではなく、命名への思いの強さなども考慮し、このご夫婦へと命名権が販売されることになりました。

落札したご夫婦は、「お父さんキリンのために使ってください」と、喜びの声をあげています。

動物の命名権販売は日本初

「日本動物園水族館協会」によると、「動物の命名権の販売は聞いたことがない」とのことです。

新型コロナウイルスで入場者が減っている「宇都宮動物園」としても、嬉しい臨時収入になりました。「宇都宮動物園」の園長は、「とにかくありがたい。みなさんの思いをしっかり受け止めます」とコメントしています。

まとめ-編集部より

ネーミングライツ落札による企業側のメリットは、「企業の宣伝ができる」という点ですが、今回の事例の場合、落札したご夫婦に「自分たちを宣伝する」意図はありません。

落札者は動物の名付け親になれ、動物園側もその収入でより良い飼育環境の整備ができる、命名権の新しい形といえるかもしれません。

募集記事

出典情報

http://utsunomiya-zoo.com/2020/03/%e3%82%ad%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%81%ae%e8%b5%a4%e3%81%a1%e3%82%83%e3%82%93%e3%81%ae%e5%90%8d%e5%89%8d%e6%b1%ba%e5%ae%9a/
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200403-00000552-san-soci

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