2019年2月21日、鹿児島県南さつま市の定例会見で、大迫勇也選手に市民栄誉賞を贈呈する旨を本坊輝雄市長が明らかにしました。

南さつま市は、鹿児島県の薩摩半島西岸に位置する温暖多雨な地域で、砂丘を利用した祭典や自転車の大会など、特色のあるまち作りで知られています。

南さつま市が大迫勇也選手に贈呈した市民栄誉賞は、市民や市にゆかりの深い個人や団体に対し、文化・芸術・スポーツなどの分野で全国や世界で輝かしい成果・成績を収め、市民に希望や活力を与えたと認められる人に栄誉を与える制度です。

ちなみに、大迫勇也選手は、南さつま市では第1号の市民栄誉賞受賞者です。

南さつま市は、この市民栄誉賞の副賞として授与式の会場となった「加世田運動公園陸上競技場」の命名権を大迫勇也選手に贈呈し、2019年4月、名称が「OSAKO YUYA stadium」に決定となった旨が公表されました。

この名称は、令和元年5月1日より5年間にわたって使用されます。

「加世田運動公園陸上競技場」は、2020年に開催される第75回国民体育大会「燃ゆる感動かごしま国体」に向けて整備され、平成30年5月1日より利用が再開されています。大迫勇也選手は、平成26年より南さつま市外交官に委嘱され、授与式では「賞は励みになる。今後も結果を残して地元にいいニュースを届けたい」と決意を新たにしました。

なお、6月上旬に愛知、宮城両県で行われた国際親善試合で日本代表として出場した大迫選手は、試合で履いたスパイクを市に寄贈しました。

大迫選手の主な経歴は、3歳から南さつま市の万世サッカースポーツ少年団でサッカーを始め、中学進学前にプロを目指して鹿児島育英館中学校に進学、鹿児島城西高校では1年からレギュラーを獲得、入学と同時にU-16日本代表にも選出されています。

2008年8月には埼玉総体で大会優秀選手の1人に選ばれ、高校サッカー選手権鹿児島県大会、第87回全国高等学校サッカー選手権大会などで大会史上初の好成績を収めました。サッカーファンに知られている「大迫半端ないって」という言葉は、第87回全国高等学校サッカー選手権大会準々決勝で神戸市の滝川第2高校に勝利した際に生まれました。

その後、鹿島アントラーズへ加入、新人2年目でレギュラーナンバーを付与、2013年にJリーグベストイレブンを受賞、2014年にドイツ2部のTSV1860ミュンヘンに移籍、同年、1.FCケルンに移籍した後、2017年にヴェルダー・ブレーメンに移籍しました。

日本代表は、2013年に東アジアカップ、2014年にFIFAワールドカップ本大会、2016年にキリンチャレンジカップとW杯アジア最終予選の日本代表、2018年FIFAワールドカップ。2019年AFCアジア課婦2019年日本代表メンバーに選出されています。

そのプレースタイルは、得点決定の技術や献身的な守備に定評があり、コンタクトプレ-に強く駆け引きに長けていることから、海外移籍以降はミッドフィルダーとして起用され、南さつま市の市民もW杯では南さつま市役所前で「大迫勇也」「半端ない!!」と書かれているスティックバルーンをたたきながら観戦しています。

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